ギリシャのミコノス島とサントリーニ島間を移動するなら、フェリーを使うのが断然おすすめ!
フェリーを使えばわずか2時間で移動できることに加え、飛行機と比べてもだいぶ費用を抑えられます。
一方、日本人には乗り慣れない海外のフェリー。
- チケットはどうやって買うの?
- 実際の乗船の流れはどんな感じ?
- 乗る際の注意事項は?
など、心配に思う人も方も多いはず。
私自身、事前リサーチで様々な口コミを目にし、とっても不安になりました。
このブログでは、これからミコノス島・サントリーニ島への旅行を計画しているあなたに向けて、ギリシャでのフェリーの乗り方を徹底解説!
実体験をもとに、チケット購入におすすめのアプリや乗る際の注意点など、写真付きで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を読めば、ミコノス→サントリーニ間の移動はバッチリです!
こんにちは!
ロンドン在住のトラベルライターAyaです。
今まで旅した国は30カ国100都市以上。
2023年に行ったギリシャ旅行では、フェリーを使って地中海の島々を周遊してきました!
ネットの発達で益々便利になった海外旅行。
アプリを使いこなせば、初めてのフェリーも怖くありません!
「ミコノス島」「サントリーニ島」間の移動はフェリーがおすすめの理由
飛行機は直行便が無い
残念ながら、ミコノス〜サントリーニの直行便は飛んでいません。
その為、一度アテネ空港まで飛び、乗り継ぎでサントリーニへ向かうことになります。
乗り継ぎのタイミングがうまく揃うと2時間程度で行けるかもしれませんが、便によっては4時間〜6時間かかることも。
しかも料金は格安航空会社(LCC)を使ったとしても、200ユーロ前後(約31,000円)かかります。
フェリーの方が移動時間が短く、安い
一方、フェリーを利用した場合、最速のもので約2時間で移動することが可能。
料金は乗船する便にもよりますが、50〜80ユーロ(約7,750円〜12,400円)が相場です。
フェリーチケットの購入はアプリを使えば簡単!
フェリーチケットを予約できるサイトは幾つかありますが、オススメは“Ferry Hopper(フェリーホッパー)”!
Ferry Hopperは、2016年にスタートしたギリシャ発のフェリー専門予約アプリで、サービス開始からわずか数年にもかかわらず、85万ダウンロードを突破した人気アプリです。
Ferry Hopperの1番の魅力は、事前にオンラインでチェックインができること!
従来のウェブサイトでチケットを購入した場合、ミコノス島市内もしくは港にあるカウンターに出向き、事前にチケットを発券する必要がありましたが、Ferry Hoppeではそれがアプリ上で出来るんです。
他にも、
- リアルタイムでフェリーの位置情報が追跡できる
- カスタマーサービスが充実している
- ギリシャ国内で運行する全てのフェリーを網羅している
- 色んな会社のフェリーを比較して購入できる
など、メリットが沢山!
では早速、アプリを使ったチケットの購入方法を紹介していきます。
フェリーチケットの購入方法
まずは、以下BOXで出発地(Mykonos)・目的地(Santorini/Thira)・日付を選択してSearchボタンを押す
指定した日付のフェリーが検索画面に上がるので、購入したい便を選択。必要情報を入力して購入。
予約完了メールが届くので大切に保管しておきましょう。
アプリ上で「My trips」を選択し、「Retrieve a booking」ボタンを押す。
Ferryhopper Codeとメールアドレスを求めらるので、予約完了メールに記載されているFerryhopper Codeと登録時のメールアドレスを入力
My tripsに予約済みの便が表示されたら購入完了
フェリー乗船前の注意事項
- 出発48時間〜2時間前にオンラインチェックインを済ませておく
- チェックイン時に出発港をしっかり確認
- 出発の1時間前を目処に港で待機
- 発券カウンターを使う場合は更に+30分前に到着
- フェリーの位置情報をアプリで確認し遅延状況を把握
出発48時間〜2時間前にオンラインチェックインを済ませておく
Ferry Hopperでチケットを購入した場合、出発の48時間〜2時間前にオンラインチェックインすることができます。
アプリのチェックインメニューに進み、「予約番号+電話番号」もしくは「姓名」を入力して。チェックインを済ませましょう。
チェックイン完了後、Ferry Hopperからメールでチケットが届くので、それを印刷して準備完了。(私は宿泊しているホテルの人に印刷をお願いしました。)
印刷できない場合は、港のチケットカウンターに出向いてチケットを発券しないといけないので、その場合は後ほど紹介します。
チェックインの際は出発港をしっかり確認
ミコノスには「Old Port(オールドポート)」と「New Port(ニューポート)」と2つの港があります。
上の地図の赤いポイントがNew Port、青いポイントが Old Portdです。
かつては両方とも使われていたようですが、現在はNew Portがメインとのこと。Old Portはローカルボートや小さめのフェリーの発着に使われています。
ただ、状況によってはOld Portからの出発もあり得るとのことなので、必ず、チェックインする際にもう一度どっちの港なのかを確認するようにしましょう。
ちなみに、2つの港は距離にして2.6kmほど離れています。急ぎ足で歩いても30分かかります。タクシーで行くにしても余分な出費が痛いですね・・。
出発の1時間前には港で待機
Ferry Hopperのサイトでは、少なくとも出発時間の1時間前には港で待機することが推奨されています。
港にはベンチが置いてある休憩スペースがあるので、そこでコーヒーでも飲みながらのんびり待ちましょう。
休憩スペースには大きな売店もあるので、コーヒーやサンドイッチ、軽いスナックなんかを買うことができます。
発券カウンターを使う場合は更に+30分前に到着
オンラインチェックインした後に自身でチケットが印刷できなかった場合、現地で発券してもらわなければなりません。
このチケット発券所が大混雑だったので、港で発券する必要がある人は少し早めに到着するよう心がけると安心です。
もしくは、ミコノスタウン内(上記地図の場所)にも発券所があるので、事前にチケットを発券しておくこともできます。
フェリーの位置情報をアプリで確認し遅延状況を把握
私の便は運良く10分遅れで出発しましたが、ミコノスのフェリーはなかなか定刻通りに出航しません。
それはミコノスが始発ではない為。ほとんどのフェリーがピレウスからいろんな島を経由してミコノスへ来て、サントリーニへ向かうので、行き先が進むたびに少しずつ遅延が生じるのだと思われます。
係員の数も少なく、飛行機のようにきちんとした案内も少ないミコノス島のフェリー。
私の隣に座っていた観光客の方は、乗るはずのフェリーが2時間来ないけど、どうなってるのかわからないと途方にくれていました。。。
そんな中とっても便利だったのが、Ferry Hopperのアプリ!
このアプリには、自分が乗る予定のフェリーをリアルタイムで追跡できる機能があるんです!
船が今どこのにいるのか常に把握できるので、港で船を待ってる際も安心でした。
いざ船内へ!乗船体験記を写真付きで解説
それでは、ここからは実際の乗船の様子をご紹介していきます!
私が乗ったのは「Seajet2」という高速フェリー。定刻から10分遅れて港に到着しました。
フェリーが港に到着すると後方部の扉がガバッと開きます。まず最初に下船する人たちが降りてきて、その後いよいよ乗船です!
船に乗船すると、キャリーバックなどの大きな荷物は1階の貨物室に置いていくように指示されます。
下船する港ごろに置き場所が決まっているので、サントリーニ島(THIRA)と書かれたゾーンに荷物を置きました。
荷物を置いたら階段を登って船内へ!座席は指定席なので、チケットに書かれた席を探します。
座席は広々していて想像以上に快適!船内の売店では酒類や軽食まで買うことができ、あっという間にサントリーニ島まで着いてしまいました。
降りる際は、事前アナウンスに従って、荷物を置いた一階の貨物室で待機します。
船がサントリーニの港に着いたら、係の指示に従って一気に下船!
船を降りたらこんな感じでハイヤーの運転手さんがプレートを持って待っていてくれました!
ちなみに、サントリーニ島ではタクシーがほとんど走っていないと聞いていたので、Welcome Pickupsというサイトで事前にハイヤーを予約。港からイアの街までは50ユーロほどでした。
最後に
以上、ミコノス島〜サントリーニ島のフェリー移動について解説してきましたが、いかがでしたか?
ギリシャでのフェリー移動は、いくつかの注意点だけを心に留めておけば、とっても快適!
事前にしっかりリサーチをして、あなたのギリシャ旅行を素敵な思い出にしてくださいね。
\ギリシャでフェリーに乗るならFerryHopper/
なお、以下ブログではミコノス島とサントリーニ島の7つの違いについて紹介しています!
一見似ているようで、それぞれ違った魅力がある「ミコノス島」と「サントリーニ島」。
ギリシャ旅行を計画する際のは、ぜひ参考にしてくださいね。