モダンなデザインと古い街並みが融合したオシャレな街、コペンハーゲン。
「北欧のパリ」とも呼ばれるこの街は、可愛い建物や洗練されたインテリアショップが立ち並び、街歩きがとっても楽しい！
コペンハーゲンの街を散策すれば、
- 北欧らしいフォトジェニックな街並みの「ニューハウン」
- ヨーロッパに現存するヒッピーの楽園「クリスチャニア」
- 北欧雑貨やお洒落なビンテージショップ
など、見逃せない観光スポットに沢山出会います。
そんなコペンハーゲンですが、比較的小さな範囲に見どころがぎゅっと詰まっているので、初めてでも観光しやすいのも魅力の一つ！１日観光でも十分楽しむことができます。
このブログでは、コペンハーゲンでお買い物も観光も楽しみたいあなたへ向けて、コペンハーゲン１日観光モデルプランをご紹介！
実際に旅した経験をもとに、本当にオススメの場所だけをまとめた効率的なプランになっているので、ぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは！
ロンドン在住のトラベルライターAyaです。
今まで旅した国は30カ国100都市以上。
行き先は、東南アジア・ヨーロッパ・アフリカ大陸・中南米など様々。
旅先での楽しみは、その土地ならではの食事やローカルマーケットの発掘など、地元民の暮らしに触れること。
ガイドブックには載ってない、ローカルのお気に入りをご紹介していきます♪
コペンハーゲン1日観光モデルプラン
カラフルな街並みが可愛い「ニューハウン」からスタート
コペンハーゲンを１日で観光するなら、まずは「ニューハウン」からスタート！
カラフルな建物が印象的なニューハウンは、コペンハーゲンに来たら必ず訪れたい定番の人気スポットです。
デンマーク語で「新しい港」を意味するニューハウン。
17世紀につくられたこの港は、かつては多くの船舶が訪れるデンマーク有数の貿易拠点として、大きな繁栄を謳歌していたそう。
今ではそのほどんどがレストランやカフェになっていて、テラス席からはコペンハーゲンらしい美しい風景を楽しむことができます。
ちなみに、建物の多くがカラフルなのは、昔ニューハウンで暮らしていた船乗りたちが、自分たちの家がどこにあるかわかるよう、目印として目立つ色を選んだためなんだとか！
可愛らしい街並と美しい運河の景色に、時間を忘れてうっとりしてしまいます。
街並みを眺めながら運河沿いを散歩するのも良いですが、クルーズ船ツアーの利用もおすすめ！船の上からなら、また違った角度からニューハウンの景色を楽しめます。
ツアーでは、人魚姫の像やデンマーク王室の住居であるアマリエンボー宮殿といった名所を巡るので、１日で効率的に観光したい人にもぴったり。
「ブカ・ベーカリー」で本場のデニッシュパンを堪能
ニューハウンの散策が終わったら、歩いて6分の距離にある「ブカ・ベーカリー」へ！
地元でも人気のこのパン屋さんでは、焼きたてサクサクのデニッシュパンを求めて、毎朝長蛇の列ができています。
ブカ・ベーカリーに行ったらぜひ食べて欲しいのが、北欧名物の「カルダモンパン」。スパイスの女王として知られる「カルダモン」をたっぷりと練り込んだこのパンは、スパイシーな甘さがクセになる美味しさ！
お店には、他にも本場のデニッシュパンが沢山並んでいるので、ぜひ試してみてくださいね。
北欧ならではのオシャレ雑貨を探してショッピング
腹ごしらえが終わったら、北欧雑貨を探しにショッピングへ！
現地発のオシャレなインテリアショップや北欧食器、ヴィンテージショップなど、可愛いお店が沢山のコペンハーゲン。
正直、「一日だけでは全然足りない！」と思ってしまうのが乙女心ですが、お目当てのお店を事前にチェックして効率的にまわるのがポイントです。
どの通りを歩いても可愛いお店ばかりのコペンハーゲンの街ですが、特にオススメのショップは以下5つ！
なお、現地でオススメのお買い物スポットについては、以下リンクの記事でもまとめているので、是非参考にしてくださいね！
小腹が空いたら「デニッシュ・ホットドック」でサクッとランチ
お昼はデンマーク名物の「デニッシュ・ホットドック」でサクッとランチ！
デンマークのホットドックは、カリカリの玉ねぎとピクルスがたっぷり乗っているのが特徴です。
デンマークの街を歩くと沢山のホットドック・スタンドに出会いますが、中でもオススメなのが「Døp」。
素材の鮮度にこだわり、全てオーガニック食材でつくられているのが特徴のこのお店。ソーセージは、定番のポークから、ビーフ、ゴート、チーズソーセージなど、7種類から選ぶことができます。
ちなみに、こんな感じで筒状のパンにソーセジだけを突っ込むのも、もう一つの定番スタイル！
ピクルスとオニオンが乗っているものよりもだいぶシンプルな味付けになりますが、食べ歩きにはこっちの方がいいかな？
ヒッピーの楽園「クリスチャニア」を覗いてみる
ランチの後は、地下鉄に乗って「クリスチャニア」へ！
クリスチャニアは、コペンハーゲンの中心部にある自治区で、人口約1000人、面積約34ヘクタールという、町というより小さな村のような場所。
デンマーク政府から完全に独立したルールで社会が周るヒッピータウンとして知られ、そこに暮らす人々は、社会のしがらみから離れ、自由気ままな生活を楽しんでいます。
社会の常識にとらわれないクリスチャニアでは、家の壁に堂々と落書きがされていたり、朝からハイになった人が寝そべっていたり。床屋だって、青空の下でなんとも自由な雰囲気！
コペンハーゲンの街中とは全く違った空気が流れるクリスチャニアは、デンマークを訪れたからには是非みておきたい観光スポットです。
ドラックもOKなクリスチャニア。
数少ない自治区のルールにはこんな面白いものも（↓）。
- 暴力禁止
- ハードドラック禁止
- 車走行禁止
- 危ないから走るの禁止
- 盗難禁止
- 落書きOK！
「救世主教会」からコペンハーゲンの街を一望
救世主教会は、クリスチャンハウン地区にある1696年創建の教会。前述のクリスチャニアからは徒歩3分の距離にあります。
この教会の1番の見どころは、頂上にそびえる高さ90メートルの螺旋階段！
400段の木造階段を登った先からは、眼下に広がるコペンハーゲンの大パノラマを楽しむことができます。
なお、屋外の階段は、柵はあるものの、あまり高くなく、なんとも開放的な救世主教会。
上空は風も強く吹くので、高所恐怖症の人や小さなお子さんにとっては少し過酷なスポットかもしれません…。（一緒に行った彼は怖くて途中で断念していました！笑）
30分のうちに入場できる人数が限られているので、訪れる際は事前にネットで予約しておくと安心。
オシャレな屋台村「レッフェン」でのんびりディナー
救世主教会を降ったら、バスに乗ってレッフェン・フードマーケットへ。
レッフェンは、ニューハウンの対岸にある小さな半島「レフシャレオエン（Refshaleøen）」に作られた巨大な屋台村。
元々は軍事基地、工業地帯だったこのエリア。
大規模な再開発によって、現在では、ヒップな人たちの新たな遊び場として人気を集めています。
約5,000㎡の野外スペースに、70以上の屋台やバー、ワークショップが軒を連ねるこのエリア。
屋台、看板、テーブルに至るまで、なるべく廃材をリサイクルして作られたフードマーケットは、元々の工場地帯の様相にヒッピーな雰囲気が合わさって、とっても新鮮！
アジア料理から、アフリカン、メキシカンまで、種類豊富な屋台が集まっているので、その日の気分によって選べるのも魅力。
デンマークで人気のクラフトビール「ミケラー」で乾杯
デンマーク発祥のビールと言えばカールスバーグが有名ですが、若者を中心に最近人気を集めているのがこの「ミケラー」。
ミケラーはコペンハーゲンで2006年に創業したクラフトブルーワリー。
特定の醸造所を持たないファントムブルワリーとして有名で、自国デンマークをはじめ、ノルウェーやスコットランド、アメリカなどのマイクロブルワリーの醸造設備を使用して自分たちのビールを造っています。
ミケラーのクラフトビールが飲めるお店はいくつかありますが、1番のオススメはレフシャレオエン（Refshaleøen）にあるフラッグシップショップ。
レッフェン・フードマーケットから歩いて3分の距離にあるこの店舗では、美しいコペンハーゲンの海を見ながらミケラーのビールを楽しむことができます。
店舗の看板もグラスも可愛い♡
また、味だけでなく、パッケージやグラスも可愛らしいミケラーのビールは、日本へのお土産にもピッタリ！
数種類の缶ビールとグラスがセットになったものも売られているので、店舗を訪れた際はぜひチェックしてくださいね。
コペンハーゲン１日観光タイムテーブル
