2023年最初の旅行はコスタリカに行ってきました！
国土の1/4が国立公園・自然保護区に指定されていて、エコツーリズムが盛んなコスタリカ。
世界でも有数の豊かな自然に囲まれ、クジラ・ナマケモノ・カメ・イグアナなど、沢山の珍しい野生動物に出会うことができます。
また、野生動物以外にもコスタリカには見どころが沢山！
サーフィンや山奥の温泉など、自然を利用した様々なアクティビティが充実し、「家族連れ」も「カップル」も楽しめるとっても素敵な国でした。
このブログでは、実際に私が旅をした経験をもとに、
- 現地でオススメの観光スポット10選
- 旅行前に知っておくべきポイント
をご紹介！
日本語では詳しいガイドブックがまだまだ出版されていないコスタリカ。
ぜひ、あなたの旅行の参考にしてくださいね。
この記事を読んで計画すれば、コスタリカの魅力を思う存分楽しめるでしょう！
こんにちは！
ロンドン在住のトラベルライターAyaです。
今まで旅した国は30カ国100都市以上。
行き先は、東南アジア・ヨーロッパ・アフリカ大陸・中南米など様々。
旅先での楽しみは、その土地ならではの食事やローカルマーケットの発掘など、地元民の暮らしに触れること。
ガイドブックには載ってない、ローカルのお気に入りをご紹介していきます♪
コスタリカでおすすめの観光スポット10選
1. 「ナウヤカの滝」の滝壺でスイミング (Nauyaca Waterfalls)
コスタリカ南部のUvita(ウビタ)という街から1時間ほど車を走らせた山奥にある「ナウヤカの滝」。
今回の旅行中で最も心に残った、コスタリカに来たら絶対に訪れて欲しいおすすめNo.１スポットです。
コスタリカに数ある滝の中で「最も美しい滝」と称されるナウヤカの滝。
上下2つのパワフルな滝から構成され、上は80m (262 ft) 、下は 26m(85 ft) の高さから水が流れ落ちます。
下の滝には水深7mある巨大な滝壺が広がっていて、のんびり泳いだり、崖の上から飛び込んだり、みんな思いおもいに大自然を楽しんでいます。
なお、国立公園として管理されているナウヤカの滝。
個人の車で訪問する際は、公園が管理する駐車場に車を停め、入場料($30)を払った上で、滝の近くまで送迎してもらいます。
送迎先から滝までは徒歩10分ほどの距離ですが、道のりが険しいので、スニーカーを履いていくことをオススメします！
Uvitaからナウヤカの滝までの道のりは、舗装されていない険しい道のりばかり。
砂利道や泥濘んだ道も多いので、個人でレンタカーを手配する際は４WD必須です！
レンタカーを借りない場合はツアーに参加するのがオススメ
2. 火山の麓の天然温泉「タバコン温泉」(Tabacon Hot Springs)
コスタリカで最も活動が活発な火山「アレナル火山」。
そのふもとにある「タバコン」には、火山活動のおかげで沢山の天然温泉が点在しています。
35-38度と入浴するのに完璧な温度の温泉ですが、そのほとんどは現地のホテルが所有。
温泉を楽しむにはホテルに宿泊する必要があります。
タバコンで一番オススメのホテルは、「タバコン・サーマル・リゾート＆スパ」(Tabacón Thermal Resort & Spa)。
シャングリラが経営するラグジュアリーホテルでは、広大な敷地の中で、何層にも渡り滝のように流れる天然温泉を楽しむことができます。
この温泉、火山からの距離よって、それぞれ温泉のが温度が違うんです！
温泉の周りには、コスタリカらしい緑豊かな自然が広がっていて、野生のイグアナや野鳥に出会えることもしばしば。
「宿泊するのはちょっとお値段が高すぎる…」という方にオススメなのが、タバコーン・サーマル・リゾート＆スパが販売している１DAYパス($89)。
レストランでのコース料理付きで、一日中ホテル内の施設を楽しめる、とってもお得なプランです！
予算に合わせて是非検討してみてくださいね。
3. 「マヌエル・アントニオ国立公園」で野生のナマケモノとご対面 (Manuel Antonio National Park)
「世界で最も美しい公園の一つ」と称されるマヌエル・アントニオ・国立公園。
コスタリカに数ある国立公園の中で最も面積の狭い公園ですが、その敷地内では、ナマケモノ・猿・イグアナ・ラクーンなど、珍しい野生動物がたくさん！
敷地内には、滝やマングローブ林なども広がっていて、一日中過ごすことができる、コスタリカでも人気の観光スポットです。
また、この国立公園のもう一つの魅了はビーチ！
2.2kmにわたり野生動物が生息する遊歩道の終わりでは、ジャングルの景色が一変。
目の前には、コスタリカで最も美しいビーチ「マヌエル・アントニオ・ビーチ」が広がります。
波がほとんど立たない入江のビーチはまさに楽園。
ビーチの周りではイグアナや猿にも出会うことができ、コスタリカの大自然を感じることができる絶景スポットです。
①生態系維持のため、一日の入場者数を厳しく制限しているマヌエル・アントニオ国立公園。
オンラインでの事前予約は必須です。
②野生動物たちは高い木の上にひっそりと生息しているので、歩いているだけでは素通りして気づかないこともしばしば。
予算が許せば、現地ガイドを雇うことをオススメします！
マヌエル・アントニオ国立公園でおすすめのガイドツアー
4. 「ハコ・ビーチ」でサーフィン (Jaco Beach)
一年を通じて良質な波が立つことで有名なコスタリカ。
サーフトリップの旅先としても人気を集め、世界中から多くのサーファーが訪れます。
首都サンホセから車で2時間ほどの距離にある「ハコ・ビーチ」は、初心者から上級者まで楽しめる人気のサーフスポット。
ビーチでは沢山のサーフレッスンも開催されているので、初心者でも安心してサーフィンを楽しむことができます。
初心者におすすめのサーフレッスン
5.「マリノ・バジェーナ国立公園」でシュノーケル (Marino Ballena National Park)
Uvita(ウビタ)の街の中心部からすぐの距離にある「マリノ・バジェーナ国立公園」。
この国立公園の一番の見どころは、干潮時にのみ現れる「クジラのシッポ」。
普段は海の水で隠れている陸地が干潮時のみ現れ、上空から見るとまさに「クジラのシッポ」の形をしているんです！
600mにもわたる陸地には珍しい海の生物が沢山生息していて、シュノーケルをつけて飛び込めば、神秘的な海の世界が広がります。
干潮時のみ現れる「クジラのシッポ」を見たいなら、リンク先のサイトで事前に干潮時間を調べていきましょう！
6. 「ウビタ」でホウェール・ウォッチング (Uvita)
「マリノ・バジェーナ国立公園」近くの沖合では、実際のクジラも見ることができます。
1月〜3月、７月〜10月がホウェール・ウォッチングのベストシーズンで、産卵のために温かい場所を求め、マリノ・バジェーナの海岸近くまでやってきます。
クジラを見たい場合は、現地のツアーに参加するのがおすすめ。
街にはいくつかのツアーデスクがありますが、ハイシーズンはとても混雑するので、事前にオンラインで予約することをおすすめします。
おすすめのホウェール・ウォッチングツアー
7. 「ハルモサ・ビーチ」で夕陽を鑑賞 (Hermosa Beach)
コスタリカの海岸では、毎日綺麗な夕陽を眺めることができます。
ハコ・ビーチから車で15分ほど南下した場所にあるハルモサ・ビーチは、人も少なく、夕陽を鑑賞するにはぴったり。
日没時間の30分後には、色鮮やかなオレンジに染まる景色を楽しむことができます。
8. 安くて美味しい！ローカルレストランでシーフードを堪能
カリブ海と大平洋に囲まれるコスタリカでは、新鮮なお魚が沢山獲れます。
マニュエル・アントニオ国立公園から車で15分ほどの距離にあるレストラン「Sabromar」は、地元民に人気のシーフードレストラン。
レストランに隣接する船着場からは、獲れたての魚がどんどん運ばれてきます。
メニューはシンプルなものばかりですが、値段も手頃でとっても美味しい。
新鮮なシーフード料理を手軽に楽しみたい人にオススメのレストランです。
Sabromar
住所 : Contiguo al Bar Bahía Azul, Boca Vieja, Provincia de Puntarenas, Quepos, コスタリカ
マップ : Googleマップ
電話番号 :+50627777767
営業時間 : 11:00〜22:00
9. ビーチで遊んだあとは贅沢プールでリラックス
日中は日差しがとても強く、街中やビーチの近くはとっても暑いコスタリカ。
ビーチでのんびり過ごしたいけれど、砂浜はとっても熱く、お洒落なビーチクラブもあんまり無いのが現実です。
コスタリカには、その地域ごとにお洒落なブティックホテルやエアビーが沢山。
プール付きのホテルを選べば、「朝夕はビーチをお散歩・日中はプールでのんびり」なんて、贅沢な過ごし方も。
予算に合わせて是非お気に入りのホテルを見つけてくださいね。
10. ローカル屋台で新鮮なフルーツに挑戦！
豊かな自然に囲まれてフルーツがとっても美味しいコスタリカ。
コスタリカの道をドライブしていると、フルーツを売る地元の屋台に沢山出会います。
街のスーパーで販売しているものと比べても、新鮮でお手頃なものばかり。
旅行中に屋台を見つけたら、ぜひ挑戦してみてください。
また、ココナッツの木が生い茂るコスタリカでは、ココナッツ取りのお兄さんに出くわすこともしばしば。
その場で採ってもらった新鮮なココナッツジュースは格別です！
旅行前に知っておくべきポイント
現地での支払い事情とお得な両替方法
コスタリカの通貨はコスタリカ・コロン(CRC)。
1CRC=0.23JPY(2023年1月現在)
アメリカからの観光客が多いコスタリカでは、観光地にあるレストランやホテルの多くで米ドルも使うことができます。
なお、両替手数料が含まれる為、コスタリカ・コロンでの支払が断然お得です。
海外旅行での通貨の両替にとっても便利なのがWiseカード。
銀行やクレジットカード会社と比べても圧倒的にお得な為替レートと手数料で、世界各国の通貨に両替できるデビットカードです。
Wiseカードを使えて両替すれば、ほぼ市場レートと同じ価格で両替が可能！
また、現地のATMでも簡単にコスタリカ・コロンを引き出すことができます。
会員費は無料なので、是非、旅行に行く前にWiseカードを作っておきましょう！
移動手段 （レンタカー・Uber ）
レンタカーは４WDの手配を！
コスタリカで色んな地域を巡るなら、レンタカーが断然オススメ。
Booking.comで予約すれば、保険カバーされて安心です。
なお、山奥の道は舗装されていない道路がほとんどのコスタリカ。
レンタカーを借りる際は、必ず４WDの車を指定しましょう！
Uberも使えます
サンホセなどの街中ではUberも使えます。
ホテルからレストランへの移動など、短距離の移動にとっても便利。
なお、ウビタからナウヤカの滝までの移動をUberで依頼したのですが、運転手は見つからず。
山奥にある観光地への移動の際は、現地の公式タクシーの方がつかまり安いそうです。
SIMカードの調達方法
サンホセ空港を使う場合は、空港に到着してすぐの預け荷物受取り所の近くにSIMカードの売り場があります。
ただし、到着時間によっては店舗が閉まっていることもしばしば…。
空港から一番近くて確実にSIMを変える場所は、空港近くにある大型スーパーのウォルマート。
CLAROが提供するプリペイド式のSIMカードを販売していて、その場で設定もしてくれます。
旅行に必要な日数は？現地でオススメのモデルプラン
少なくとも現地泊5日は必要！？
電車等があまり整備されておらず、地域ごとの移動に時間がかかるコスタリカ。
「色んな地域を巡って、コスタリカでのエコツーリズムを満喫したい！」という場合は、2週間の日程がベストです。
とは言え、「そんなに長く休暇を取れない」という方も多いでよね。
訪れる地域を限定して移動時間を少なくすれば、現地泊５泊〜7泊ほどで十分コスタリカ観光を楽しめます。
短い期間でコスタリカを訪れる場合は、
- 滝や温泉など、観光スポットが比較的密集しているアレナル火山周辺
- ハコビーチやタマリンドなどのリゾート地域
など、一箇所滞在で色々と楽しめる地域がオススメです！
13日間のおすすめモデルプラン
今回のコスタリカ旅行の目的は以下3つ。
- コスタリカの自然に触れる
- サーフィン
- 火山の麓で温泉に入る
以上を踏まえて、13日間の日程を組みました！
移動距離が長いコスタリカですが、効率的に回れるように日程を組んだので、是非参考にしてくださいね。
DAY1: サンホセ空港近くのホテルに宿泊
DAY2: サンホセ→ウビタへ車移動(3時間半)
DAY3: ナウヤカの滝
DAY4: マリノ・バジェーナ国立公園
DAY5:マニュエル・アントニオ国立公園
ウビタ→パラヤ・ハルモサへ車移動(2時間)
DAY6-10：ハコビーチでサーフィン
DAY11: パラヤ・ハルモサ→タバコンへ車移動(4時間)
DAY12：タバコン温泉
DAY13: タバコン→サンホセへ車移動(3時間)
ロンドン・ガトウィック空港へ帰国✈︎
コスタリカに関する基本情報(ベストシーズン・治安・言語)
| 公用語 | スペイン語 | 公用語はスペイン語。大きな観光地では英語も通じるが、街から離れると話せる人は少ない。日本語はあまり通じない。 |
| 首都 | サンホセ | 日本からコスタリカへ旅行する場合、大抵はサンホセ空港を使うことになる。 スペイン占領下の雰囲気が残り、中米ながらヨーロッパ的な雰囲気を纏った街。 |
| 通貨 | CRC | 通貨はCRC（コスタリカ・コロン）。 2023年1月現在1CRC＝0.23円。 |
| 治安 | 悪くない | コスタリカの治安は基本的に悪くない。中米で最も治安の良い国として知られ、アメリカ・カナダを中心に観光客が数多く訪れる。 |
| ベスト シーズン | 冬春 | 乾季にあたる12月〜4月がベストシーズン。 |
| ビザ | 不要 | 90日以内の滞在ならビザは不要。 パスポートの残存有効期間はコスタリカ入国時に6ヶ月以上必要。 |
