Eze(エズ)はコート・ダジュールに数多くある鷲の巣村の中でも、海が望める人気スポット。
滞在中、どこか一ヶ所しか行く時間がないとしたら、エズが断然お薦めです。
海抜420m、海を見下ろす絶壁に広がる天空の村。
切り立った崖の上から見る地中海の美しさは、例えるものがありません。
こちらの記事では、エズの街並みと、山頂近くにある5つ星ホテルChateau Eza(シャトー・エザ)での絶景ランチについてレポートしていきます。
こんにちは!
ロンドン在住のトラベルライターAyaです。
今まで旅した国は30カ国100都市以上。
行き先は、東南アジア・ヨーロッパ・アフリカ大陸・中南米など様々。
旅先での楽しみは、その土地ならではの食事やローカルマーケットの発掘など、地元民の暮らしに触れること。
ガイドブックには載ってない、ローカルのお気に入りをご紹介していきます♪
エズへの行き方
ニース市内にあるNice Vaubanのバスターミナルから、Ligne d’Azur社が運行する82番か112番のバスで約30分。Eze Villageというバス停で下車します。
この日は、朝9:00にニースを出発する112番のバスに乗車。
112番のバスは、ニースからモナコまで続く路線。美しい海岸線をひたすら進んで行きます。
道中の車窓から見える地中海の絶景は格別!ただし、坂道が多く、運転は少し荒めです。。。
エズに向かう82番のバスも112番のバスも、こちらのバス・トラム共通7日間パスを使って乗車することができます。
こちらのチケットはバス・トラムに7日間乗り放題で15ユーロ。通常は片道1.5ユーロなので、5往復すると元が取れます。
バスを使えば、この乗り放題チケットで、エズやモナコまで行けてしまうのでかなりお得!
乗車の際は、乗車口近くにある機械で期限内のチケットを読み込ませます。
9:30AM エズ村に到着
中世、敵の攻撃を防ぐ為に岩山や丘の頂に造られた、城壁で囲まれた鷹の巣村。
14世紀に造られた門をくぐると、曲がりくねった石畳の小道に小さな家が並び、中世に迷い混んだ気持ちになります。
家々の多くは手工芸品のアトリエ兼ショップになっていて、どのお店もとってもオシャレ。
お店をのぞいたり、通りに置いてあるベンチに座って休憩したり、気の向くままにエズ村を散策。
この日は朝早く着いたこともあり、村の中は比較的空いて、のんびりお散歩を楽しむことができました。
12:00AM 憧れの5つ星ホテル “シャトー・エザ” で絶景ランチ
旅行前からとっても楽しみにしていたこちらのレストラン。
★Chateau Eza(シャトー・エザ)
https://www.chateaueza.com/en/the-restaurant/
TEL +33 4 93 41 12 24
06360 Eze Village, France
一番良い席で食事を楽しみたいと、ロンドンから事前に予約をして行きました。
でも、予約はなかなかスムーズにいかず…。
ホームページ上に予約フォームがなく、指定の用紙をダウンロードして、氏名やカード番号などを記入しメールで送る方式。
メールをしてもなかなか返事を貰えず、ロンドンから何度か電話をして、ようやく予約を完了することができました。
苦労の甲斐あって、通されたテーブルはリクエスト通り、最前列の海に迫り出したテラス席!!
海抜420m。海から垂直に切り立つ崖の上のレストラン。
この席から見る地中海の美しさは、例える言葉がありません。
まずはキンキンに冷えた白ワインで乾杯。
料理はどれも色鮮やかでとっても綺麗。
旬の食材を使ったコースは季節ごとに違ったメニューを楽しめます。
この日の前菜は大根のカルパッチョ。柚子のソースがかかっていて、どこか和の雰囲気。
メインはお肉と魚から選べます。
私は子羊のローストを。
デザートはレモンとミントのババロア。
なんとも可愛らしい見た目♡ 地中海のブルーとコート・ダジュールの強い日差しに、色鮮やかな黄色が映えます。
前菜、メイン、デザートの3品で構成されるランチは60ユーロ(2022年5月現在)。
宿泊するのは少し敷居が高い5つ星ホテルですが、ランチならとってもお得に楽しむことができます。
2:00PM エズ村のおしゃれなアトリエショップでお土産探し
帰りのバスの時間まで少し時間があったので、ゆっくりお買い物をしながら村を下ることに。
細い小道には、お土産屋さんから手工芸品のアトリへショップまで、様々なジャンルのショップが立ち並日びます。
観光地のお土産屋さんで買うものなんて無いかな、と侮っていた私。
しかし、そこは流石のフランス!
どのお土産品にもセンスが光ります。
予想外にいっぱい買い物をしてしまったので、その中の一部をご紹介♪
フランスならではの絵皿や骨董品を扱うギフトショップ “VICTOIRE”
フランスならではの絵皿や骨董品を多く扱うこちらのお店。
フランスで大人気のGIEN(ジアン)の絵皿も多く取り扱っています。
今回、わたしが見つけたGIEN(ジアン)のお皿。
エズ村のシンボルである入り口の門と、季節ごとにエズに咲く花が描かれています。
自転車に乗った可愛いパリジェンヌの絵皿と一緒に購入。
Victoire
10 Rue de la Paix, 06360 Èze, フランス
TEL: +33492100168
地元で採れたフルーツで作るリキュール屋さん “Au Pays de la Mandarine D’Eze”
コート・ダジュールで採れたマンダリンオレンジで作るリキュール。
「シャンパンで割って飲むと美味しいよ」と店員さんに教えてもらい、エアビーで早速試してみました。
ボトルのデザインも味もなんともオシャレ♡
Au Pays de la Mandarine D’Eze
10 Rue du Brec, 06360 Èze, フランス
https://provence-alpes-cotedazur.com/en/offers/au-pays-de-la-mandarine-eze-en-3594768/
南仏のグラースで誕生した老舗の香水屋さん”Fragonard”
エズの入り口にあったFragonard(フラゴナード)は、1926年に南仏のグラースで誕生した老舗の香水屋さん。
香水や石鹸はもちろん、絵皿や洋服なども展開していて、カラフルなデザインがとっても素敵でした。
南仏らしい色使いのプロダクトが多いのでお土産にもぴったり。
Fragonard Boutique Eze Village
7 Av. du Jardin Exotique, 06360 Èze, フランス
TEL: +33638125468
https://www.fragonard.com/fr-int/magasins/-06/eze-7-avenue-du-jardin-exotique-22.htm
他にも、アクセサリー屋さんや絵画ショップなど、沢山のショップがありました。
エズに行かれた際は、是非、お買い物も楽しんでみてください!!