2023年夏にフランス・バスク地方の街「ビアリッツ」に行ってきました!
スペイン国境近くにあるこの街であ、バスク地方ならではの文化が根付いていて、街並みや食文化も独特。
キレイな海と美味しい食事に囲まれて、何ヶ月でも過ごせてしまえそうなステキな街でした♪
このブログでは、実際に私が旅をした経験をもとに、現地でオススメの過ごし方&観光スポット10選をご紹介!
日本語では詳しいガイドブックがまだまだ出版されていないビアリッツ。
是非、あなたの旅行の参考にしてくださいね。
この記事を読んで計画すれば、フランス・ビアリッツの魅力を思う存分楽しむことができるでしょう!
こんにちは!
ロンドン在住のトラベルライターAyaです。
今まで旅した国は30カ国100都市以上。
行き先は、東南アジア・ヨーロッパ・アフリカ大陸・中南米など様々。
旅先での楽しみは、その土地ならではの食事やローカルマーケットの発掘など、地元民の暮らしに触れること。
ガイドブックには載ってない、ローカルのお気に入りをご紹介していきます♪
フランス・バスク地方の街「ビアリッツ」ってどんなとこ?
ラグジュアリーとヒッピーが融合!大人の高級リゾート地
ビアリッツは、フランス・バスク地方を代表する海が美しい高級リゾート地。
フランス南西部、スペイン国境近くに位置し、ナポレオン3世の時代から貴族たちの保養所として愛されてきました。
一方、サーフタウンとしても有名なビアリッツ。
ヨーロッパサーフィンの発祥の地としても知られ、サーフィンの世界大会も数多く開催されています。
高級リゾート地とサーフタウン、両方の側面を持つビアリッツは、ラグジュアリーでありながらヒッピーな雰囲気も漂う大人のリゾート地です。
フレンチ・バスクならではのグルメ
ビアリッツは美食の街としても有名!
スペイン国境近くに位置するビアリッツでは、フランス料理・バスク料理・シーフド料理など、さまざまなジャンルの食事が楽しめるのが魅力です。
もちろん、ボルドー地方も近いので、ワインも安くて美味しい!
フランス・ビアリッツの観光名所10選!現地でオススメの過ごし方は?
グラン・プラージュ(Grande Plage)
夏のビアリッツを訪れたら絶対外せないのがビーチ!
グラン・プラージュはビアリッツの中心部にあるメインビーチで、その名の通り、「弓なりの形をした白くきめ細かな砂浜」が美しい海岸です。
夏のハイシーズンにはライフガードが常駐する人気の海水浴場となるグラン・プラージュ。
ビーチ周辺にはおしゃれなカフェ・レストランが立ち並び、多くの観光客で賑わいます。
市営カジノも徒歩圏内にあるので、夏はこのビーチで一日中過ごせてしまえそう。
各観光スポットにもアクセスが良いので、旅の拠点にするにも最適です。
La Grande Plage
マップ : Googleマップ
サーフィンに挑戦!
サーフタウンとしても有名なビアリッツ。
サーフィン上級者はもちろん、各ビーチでは毎日サーフレッスンが開催されており、初心者でも気軽に挑戦できるのも魅力です!
ボードもウェットスーツもその場でレンタルできるので、水着とタオルを持参するだけで簡単に参加できます。
サーフィン初心者ならレッスンに参加するのがオススメ!
現地に行ってからでも申し込めますが、日本から事前に予約しておくと安心です。
プラージュ・ドゥ・ポール・ヴュー(Plage du Port Vieux)
「サーフィンも良いけれど、ビアリッツでのんびり海水浴を楽しみたい!」という人にオススメのビーチが「プラージュ・ドゥ・ポール・ヴュー」。
どこのビーチでもサーフィン向けの大きな波が立つビアリッツですが、このビーチは内湾になっている地形のおかげで、ほとんど波が立ちません。
飛び込み台から海に向かってジャンプしたり、ビーチで寝そべってのんびりしたり。
周りにはおしゃれなレストランやホテルも立ち並び、ヨーロッパの高級リゾートらしい趣が楽しめます。
ヴィラ・ベルザ(Villa Belza)
ビアリッツのシンボルと言えば、ヴィラ・ベルザ!
断崖絶壁に迫り出すようにして佇む姿は、ビアリッツを象徴する景勝地の一つです。
こんな風に、街のお土産屋さんでは、このヴィラ・ベルザが描かれた絵葉書やポスターをよく見かけます(↓)。
19世紀に建てられた歴史あるビラに向かって波が打ちつける姿は、ヨーロッパのサーフタウンならではの光景!
残念ながら中に入ることはできませんが、ビアリッツに来たからには是非訪れたい撮影スポットです。
聖母の岩(Rocher de la Vierge)
ビアリッツを代表するもう一つの景勝地が「聖母の岩」。
1865年にナポレオン3世の指示により造られたこの聖母の岩は、ビアリッツの旧港より突き出た自然の岩塊の上に白いマリア像が立っていることが特徴です。
その昔、船が難破しそうになった時に光を放ち船を救ったという言い伝えがあり、ビアリッツの漁師を見守るシンボルとして親しまれています。
また、陸地と岩を結ぶ鉄の橋は、パリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ エッフェルによって建設されたもの。
橋の先からは、美しい大海原が一望できます。
Olatua Biarritzは、聖母の岩の目の前にある絶景レストラン。
1階はバー、2階はルーフトップレストランになっていて、バスク地方らしいタパス料理を食べながら、ビアリッツの海を一望することができます。
夕陽の鑑賞スポットとしてもオススメ!
ホール・デ・ビアリッツ(Halles de Biarritz)
お腹が空いたら、街の中心部にある地元のマルシェ「ホール・デ・ビアリッツ」へ!
朝7:30から昼14:00まで営業しているこのマルシェでは、野菜・魚・ハムなど毎日新鮮な地元の食材が並びます。
生鮮食品だけでなく、タコや唐辛子の瓶詰めなど、バスク地方ならではの食材もたくさん!
生ハム・ワイン・チーズなどを買って帰って、ホテルやビーチなどで食べるのもオススメです。
生鮮食材だけでなく、イートインコーナーも充実している「ホール・デ・ビアリッツ」。
小さなカウンター式のレストランでは、フランスならではの新鮮な食材を使った料理が楽しめます。
中でも1番のオススメはAu P’tit Dolmenというガレット屋さん!
活気あふれるマルシェの中で食べる朝ごはんは、まさに旅ならではの経験です。
ショッピングしながら街を散策
海で遊ぶのも良いけれど、それと同じぐらい楽しいのがビアリッツでのショッピング!
ビアリッツでは、
- フランス発のラグジュアリーブランド
- パリ発のおしゃれブランド
- バスク地方ならではの名産品
- 地元発のサーフブランド
など、さまざまなジャンルのお買い物が楽しめます。
また、前述のフードマーケット「ホール・デ・ビアリッツ」の前には、地元のデザイナーが出店するフリーマケットが開催されています。
カゴバックやエスバドリーユなどのローカルグッズは、旅のお土産にも最適!
フランスで沢山買い物をしたら、絶対忘れてはいけないのが免税手続き!
以下リンクでは、現地の手続きに便利な免税アプリについて解説しています。
手続き方法は、免税書類を写真で撮ってアプリにアップロードするだけ!
いっぱいお買い物する予定の人は、是非参考にしてくださいね。
行列の出来る人気店でシーフードを堪能(Casa Juan Pedro)
「Casa Juan Pedro」は、ビアリッツの漁港にある地元のシーフードレストラン。
青いテントの下に簡易的なテーブルを並べただけというシンプルな店内ですが、お店はいつも沢山の人たちで賑わっています。
店いちばんの名物は、イワシの塩焼き。
目の前で炭焼きしてくれるイワシは、素材の味を生かしたシンプルな味付けが堪らなく美味しい〜!
予約不可なので行列必須ですが、並ぶ価値ありです!
夕陽を鑑賞
シーフードを堪能したら、街の中心部から15分ほどの距離にあるビーチ「Plage de la Côte des Basques」までお散歩。
ビアリッツの海岸では毎日綺麗な夕陽を眺めることができますが、このビーチから見るサンセットは格別です!
周辺にはおしゃれなカフェやレストランもあり、夕陽をバックにゆったりとした大人な時間が楽しめるのも魅力。
「Etxola Bibi」は、Plage de la Côte des Basquesビーチの高台に位置するカフェ&バー。
朝の8:00から夜の23:00まで営業していて、ビーチを訪れる人たちでいつも賑わっています。
朝のお散歩ついでに朝食を食べたり、夕陽を見ながらワインを飲んだり、いろんな使い方が出来るのでとってもオススメ!
スペインのサン・セバスチャンまで日帰り旅行
滞在期間が3日以上確保できるなら、お隣の国スペインを覗いてみるのもオススメ。
日帰り旅行で訪れるなら、国境を跨いで車で約45分の距離にあるスペインの街「サン・セバスチャン」が人気です。
サン・セバスチャンは、スペインのバスク地方にあるリゾート地で、海はもちろん美味しいタパス料理のお店が軒を連ねる美食の街としても有名。「一杯飲んだら別のお店へハシゴ酒〜♪」なんて、お酒好きにはたまらない街です!
同じバスク地方にあるリゾート地ですが、フランス領にあるビアリッツとは全く違った文化を楽しめるのも魅力。
ビアリッツからサン・セバスチャンへ行くならレンタカーが便利ですが、海外での車の運転に不安がある人には、プライベートハイヤーを予約するのもオススメ!
少しお値段は張りますが、その分、快適で効率的に楽しめます。
ビアリッツへの行き方
ビアリッツ空港から市内への移動
空港から市内への移動は車で15分ほど。
エアポートシャトルや電車はないので、主な移動手段はタクシーになります。
台数が少なく、空港のタクシー乗り場は行列することも多いので、事前に空港ハイヤーを予約しておくのがオススメ。
Welcome Pickupsのアプリを使えば、日本から事前にハイヤーを予約することができます!
空港から市内まではおよそ22ユーロ程度。
レンタカーは必要?
本数は少ないですが、主要観光地周辺はバスが整備されているビアリッツ。
ビアリッツだけを回るならレンタカーは不要です。
ただし、サン・セバスチャンなど周辺の街も訪れる場合は、レンタカーがあると断然便利!
私たちは、ビアリッツ空港にあるSIXTというレンタカー会社で手配しました。
最後に
以上、フランス南西部の高級リゾート地「ビアリッツ」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
海だけでなく、ショッピング、グルメ、サーフィンも楽しめるビアリッツ。
あなたも是非、ビアリッツで素敵な旅の思い出を作ってくださいね。
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