ポルトガル第二の都市・ポルトは、世界遺産にも登録された美しい街並みが魅力の人気観光地。
一方で、ポルト観光を計画していると、
- 何日あれば回れる?
- 効率よく回るモデルコースは?
- 絶対に外せない観光スポットはどこ?
と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に訪れた経験をもとに
ポルト観光に必要な日数・効率よく回れるモデルコース・必見スポットを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、「限られた日程でも効率よくポルトを回るプラン」がそのまま決まります!
ポルト観光は何日必要?【結論:1〜2日】
比較的小さく時間を要する施設も少ないポルトは、一日でも観光することができます。
ポルトガルの首都リスボンから電車で片道約3時間で来れるため、日程が少ない場合は日帰り観光でもOKです。
ただし、1日だと急ぎ足になってしまい、ポルトガル名物をゆっくり食べ歩きするまでは出来ないので、出来れば2日は欲しいところ。
2日間あれば、ドウロ川を眺めながらのんびりお散歩したり、ワイナリーを見学したり、ポルトの魅力を存分に満喫することができます。


ポルト観光モデルコース(2日間)
ポルト観光をしっかり楽しむなら、理想は2日間!ポルトはコンパクトな街ですが坂道が多いため、無理のないルートで回るのがポイント。ここでは、実際に訪れて良かった効率よく回れる2日間のモデルコースをご紹介します。

カラフルな街並みとドウロ川の景色が広がる、ポルトを象徴するエリア。テラス席でのんびり過ごしたり、街歩きを楽しむのにぴったりのスタート地点です。
↓徒歩10分

ポルトのシンボル的存在の橋。上層からはドウロ川と旧市街を一望でき、絶景スポットとして外せません。
↓徒歩5分


橋を渡った先から乗れるロープウェイで、ワインセラーが並ぶガイア地区へ。短時間ながら、空からの景色を楽しめます。
↓徒歩1分


1日の締めはドウロ川沿いでポートワイン。夕陽に染まる街並みを眺めながら、ゆったりした時間を過ごせます。


ドウロ川沿いから旧市街の高台へ一気に移動できるケーブルカー。景色も良く、体力温存にもおすすめです。
↓徒歩5分

丘の上に建つ歴史ある大聖堂。回廊のアズレージョやテラスからの景色が見どころです。
↓徒歩5分

駅構内を埋め尽くすアズレージョは圧巻。ポルトガルの歴史を描いた美しいタイルは必見です。
↓徒歩15分

壁一面に広がる青いタイルが印象的な教会。ポルトらしい風景を代表する人気スポットです。
↓徒歩10分

外壁を覆うアズレージョが特徴的な教会。観光の締めに立ち寄りやすい立地です。
効率よく回りたい方や初めてで不安な方は、初日はガイド付きツアーを利用して主要スポットを巡り、二日目にツアーで行けなかったスポットを巡るのもおすすめです。
この後、各観光スポットの見どころについて詳しく解説していきます!
ポルトでおすすめの観光名所10選
壁一面のアズレージョが美しい「カルモ教会」

真っ白な壁に深い青色のタイルが美しいポルトガルのアズレージョ。
ポルトのバイシャ地区にあるカルモ教会では、壁一面に広がる美しいアズレージョを観ることができます。
一つ一つハンドメイドされたタイルは、近くに寄って見ると、とっても繊細。
小さなタイルが組み合わさった壁画は迫力満点です。



一見すると大きな一つの教会に見えるカルモ教会。
実は、「写真左:カルメル教会(Igreja dos Carmelitas)」と「写真右:カルモ教会(Igreja do Carmo)」の2つの教会で構成されています。
2つの教会の間には幅わずか1メートルの非常に狭い民家があり、教会は同じ壁を共有しているわけではないんです!
こちらの家には1980年代まで住民が住んでいたそう…!
ハリーポッターのモデルとなった美しい本屋「リヴラリア・レロ」

イギリスのガーディアン紙が選ぶ「世界の素敵な書店」で第3位に選ばれたリヴラレア・レロ(レロ書店)。
2階へと登る真っ赤な階段は、その美しさから“天国への階段”と称されました。


実はこの本屋さん、JKローリングが英語教師としてポルトに赴任していた頃によく通っていたお店としても有名。
彼女がその後出版したハリーポッターの世界観に大きく影響を与えたと言われています。

ポルトガル語名 : Livraria Lello
マップ : Googleマップ
電話番号 :+351222002037
営業時間 :9:30〜19:00
チケットを購入 :レロ書店の入場チケットはこちら
世界一美しい駅舎「サン・ベント駅」

歴史地区の中心に位置するサン・ベント駅は、ポルトを代表する鉄道駅。
アメリカの旅行雑誌「Travel & Leisure」で世界で最も美しい駅の一つに選ばれたこともあり、ポルトを訪れたからには絶対見ておきたい場所の一つです。


見どころは構内の壁を飾る約2万枚のアズレージョ。
ジョアン1世のポルト入城やセウタ攻略など、ポルトガルの歴史を物語るシーンが描かれています。
ポルトガル語名 : Estação de São Bento
住所 : Praça de Almeida Garrett, 4000-069 Porto, ポルトガル
マップ : Googleマップ
料金 : 無料
ファサードのアズレージョが見事な「サント・イルデフォンソ教会」

ポルトの街で美しいアズレージョを観たいなら、イルデフォンソ教会も外せない場所の一つ。
1932年に制作された教会のファサード(正面)は約1万枚のアズレージョで飾られています。
美しい外壁もさることながら、内部も見どころ満載!丸屋根の天井にある美しいステンドグラスは必見です。
ポルトのシンボル「ドン・ルイス1世橋」

ドン・ルイス1世橋はポルトの街のシンボル。
パリのエッフェル塔を造ったエッフェルの弟子により1886年に建設されました。
巨大なアーチが美しいこの橋は2重構造になっていて、上層にはメトロ路線と歩行者専用道路、下層には車道と歩道が広がっています。

その構造やアーチの美しさに心奪われるドン・ルイス1世橋ですが、1番の魅力は橋上層階からの眺め!
ドウロ川と旧市街を360度見渡せる景色は、「これぞポルト!」と言いたくなるような美しい眺望。特に橋の上から見る夕陽は格別です。
ドン・ルイス1世橋を綺麗に写真に納めたいなら、セラ・ド・ピラール修道院がオススメ!
夕陽の鑑賞スポットとして有名な修道院の広場からは、ドウロ川と橋を一望できます。
ポルト観光の中心地「カイス・ダ・リベイラ」


カイス・ダ・リベイラはドン・ルイス1世橋のすぐ横に広がる川沿いの遊歩道。
美しいドウロ川を望むこの通りには、カフェのテラス席やストリートミュージシャン、カラフルな家々が立ち並び、誰もが思い描くポルトの美しい街並みが広がっています。
ポートワイン片手にテラス席に腰を下ろし、のんびり川を眺めるのがオススメの過ごし方。
ポルトガル語名 : Cais da Ribeira
マップ : Googleマップ


「ワインセラーの見学ツアーに参加する時間がない!」と言う人にオススメなのがワインバーBacchus vini。
ドン・ルイス1世橋とドウロ川を見渡せるテラス席では、白・赤・トウニーなど数種類のポートワインを飲み比べすることができます。
お店に置いてあるワインは、店主が厳選した地元産のワインばかり!色んなセラーのワインが一度で飲み比べできるのも魅力の一つです。
ワインが気に入ったら、お土産としてボトルで買って帰ることもできます。
ロープウェイ「テレフェリコ・デ・ガイア」に乗って空中散歩


2011年開業と比較的新しいロープウェイ。
乗車時間は5分ほどと短いですが、空中から見る対岸の歴史地区や眼下のワインセラーは絶景!
ドン・ルイス1世橋の上層階を渡ってすぐの場所に乗り場があるので、ロープウェイに乗って川の下降方面まで一気に移動するのがオススメ!
帰りは、ワインセラーを見学しながら、のんびり川沿いを戻ってくるのが定番コースです。
昔ながらのワンセラーが並ぶ「ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア」


ロープウェイを降りてすぐに広がる川沿いの地区「ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア」。
ドウロ川を挟んで歴史地区の反対側に位置します。
ポートワイン産業の拠点として有名なこの地区には、伝統的なワインセラーが点在。
それぞれのワイナリーでは、見学ツアーや試飲を楽しむことができます。
また、川沿いの道にはおしゃれなカフェやレストランが立ち並び、のんびりするにもぴったり。
晴れた日には、テラス席でワインを楽しむ人々で賑わいます。
ポルトガル語名 : Vila Nova de Gaia
マップ : Googleマップ
60mの高低差を結ぶ「ギンダイスのケーブルカー」


ギンダイスのケーブルカーはドン・ルイス1世橋の麓と丘の上の町を繋ぐケーブルカー。
橋の上層と下層にあたる、約60mの高低差を結んでいます。
移動手段としても便利なケーブルカーですが、車内からの眺めは格別。
間近に望む美しい橋のアーチとドウロ川の景色は、観光アトラクションとしても必見です。

ケーブルカーで登り切った先には、世界遺産にも登録されているポルトの歴史地区が広がります。
中世の趣が残る街並みと丘の上から見るドウロ川のコントラストがなんとも美しい風景です。
ポルトガル語名 : Funicular dos Guindais
住所 : R. da Ribeira Negra 314, 4000-509 Porto, ポルトガル
マップ : Googleマップ
営業時間 :8:00〜20:00
料金 : 片道4€、往復6€
アズレージョで飾られた回廊が美しい「ポルト大聖堂」

白と青のアズレージョで飾られた回廊が美しいポルト大聖堂。
ドウロ川を見渡す丘の上に立つこの聖堂は、12〜13世紀に建築されました。

回廊の他にも豪華に装飾された礼拝堂や美術品スペースなど、見どころが沢山。
2階に広がるバラ窓は、ドウロ川やポルト市内を望む眺望スポットになっています。


ポルト大聖堂から歩いて5分の距離にあるラルゴ・ダ・ペーナ・ベントーザ。
カラフルな家々が立ち並ぶこの通りは、ポルトで最も可愛らしい通りの一つです。
オシャレなカフェやお土産屋さんが立ち並び、のんびり散策するのにぴったり!
ポルト観光で失敗しないコツ
予約は早めに!
ポルトでは無料で楽しめる観光スポットもいくつかありますが、人気のアクティビティは事前予約が必須です。特に有名なレロ書店は、当日券が売り切れることも多く、長時間並ぶことも珍しくありません。
せっかくの旅行で時間を無駄にしないためにも、チケットは日本から事前に予約しておくのがおすすめです。
\レロ書店のチケットを確保/
坂道が多いので歩きやすい靴は必須
ポルトの街は美しい反面、坂道がとても多く、想像以上に体力を使います。石畳も多いため、スニーカーなど歩きやすい靴で観光するのが必須。
「効率よく回りたい」「体力を温存したい」という方は、ガイド付きのウォーキングツアーを利用するのも一つの方法です。主要スポットをまとめて回れるだけでなく、レロ書店の入場が含まれているツアーもあり、行列をスキップできるのもメリット。
\効率よく観光したい人に/
スリ・置き引きには注意
ポルトは比較的治安の良い街ですが、観光地ではスリや置き引きに注意が必要です。
特に人が多い
・リベイラ地区
・サン・ベント駅周辺
などでは、バッグは常に前に持つなど基本的な対策を心がけましょう。
外務省のサイトには、各国の危険情報がまとめられています。出発前に目を通しておくと安心です。
ベストシーズンを選ぶと満足度アップ
一年を通して美しいポルトの街ですが、冬は雨が多いことで知られています。
そのため、ポルト旅行のベストシーズンは、雨がほとんど降らない6月〜9月。日本の同時期ほど暑くなく、乾燥していてとても過ごし安いです。
なお、ヨーロッパのバカンスシーズン(7・8月)には大変混み合い、小さなポルトの街は観光客でごった返します。のんびり観光を楽しみたいなら、比較的旅行客の少ない6月・9月が理想的。
ポルト観光の移動手段は?


ポルトは小さな街なので、基本的に全て徒歩で観光できます。
ただし、坂道が多いので、歩きやすい靴は必須。
体力に自信が無いor温存したい場合は、バスやトラムを上手く利用しましょう。
公共交通機関を使う場合はアンダンテ(1日券)を購入するのがおすすめです。
また、Uberタクシーも比較的安くて捕まりやすいので、選択肢の一つとして入れておと便利。
ポルトへの行き方
ポルトの空港を使う
ポルト市内に1番近い空港はフランシスコ・サ・カルネイロ空港。
残念ながら、日本からポルト行きの直行便は現在運行していないので、ヨーロッパ各都市を経由する必要があります。
空港から市内への移動はメトロを使って約30分ほど。
空港から市内への移動はメトロでも可能ですが、
・スーツケースがある
・乗り換えが不安
・夜遅い到着
という場合は、事前にハイヤーを予約しておくと安心です。
空港到着後すぐに移動できるので、時間と体力を無駄にせずスムーズにホテルへ向かえます。
ネームプレートを持った運転手さんが空港登場ゲートで待っていてくれるので英語に不安がある人も安心です。
\日本から事前に予約/
リスボン→ポルトへ列車で移動
ポルトを訪れる場合、ポルトガルの首都リスボンと併せて計画する人も多いと思います。
リスボンからポルトへは直通の国鉄が運行されていて、所要時間は2時間45分~3時間10分程度。
運賃は24.3€~30.3€程度で乗車する列車によって異なります。
チケットは駅窓口で購入するか、ポルトガル国鉄のサイトでオンライン購入できます。
ポルト観光と一緒に行きたい周辺都市
ポルトは1〜2日で観光できるコンパクトな街なので、日程に余裕があれば周辺都市にも足を伸ばすのがおすすめです。ここでは、ポルト旅行と相性の良い人気エリアをご紹介します。
ドウロ渓谷
ポルトから日帰りで行ける世界遺産エリア。ブドウ畑が広がる絶景と、ワイナリー巡りやクルーズが楽しめます。ポルトとは全く違う自然の風景を体験できるので、時間があるならぜひ訪れたいスポットです。
リスボン
ポルトガルの首都であり、ポルトと並ぶ人気観光地。トラムが走る街並みや海の景色など、また違った魅力があります。ポルトからは電車で約3時間とアクセスも良く、セットで訪れるのが定番ルートです。

まとめ
以上、ポルトでオススメの観光スポット10選と2日間のモデルプランについて紹介してきましたが、如何でしたか?
比較的小さな街に見どころがぎゅっと詰まったポルトは、ヨーロッパの中でも最も観光しやすい街の一つ。
事前にしっかり計画を立てて、思う存分楽しんでくださいね。
なお、以下ブログではポルトガルで食べたい現地の名物料理について纏めています。

イワシ、干し鱈、タコなど日本人に馴染みのある食材を使うポルトガル料理は、毎日食べても飽きない美味しさ!
ポルトに旅行したら、ポルトガル料理も是非堪能してくださいね。

